自分で決める。
だから、楽しい!
ジュニアエコノミーカレッジは、商売体験を通して
「自ら決めて行動できる人材」の育成プログラムです。
小学校5・6年生が模擬株式会社を設立し、
計画、仕入れ、製造、販売、決算、納税までの
一連のサイクルを体験します。
自分で考えて答えを生み出す
さまざまな情報が溢れる現代社会。
これからを生きる子どもたちにとって何よりも必要なのは、
「自分で考える力」と「自分で決める力」ではないでしょうか。
自分で考えたことは自分事になります。
自分事は自分で決められます。
自分で決めれば心が動きます。
心が動けば体も自然に動くはずです。
そして行動した結果、そこに自分で出した答えが現れます。
教えることと、教えないこと
学校でのテストには必ず正解が用意されています。
しかし、ジュニエコには正解がありません。
答えを出すのは子供たち。
大人はそのお手伝いをします。いわば環境づくり。
考えるために必要な知識は教えますが、それ以上は教えません。
自分で決めたことが形になる感動を
子供たちに体験させてあげてください。
地元の大人が子どもを育てる
その土地に住む人々の思いが受け継がれて、
街は続いていきます。
地元を愛する大人がいるから、地元を愛する子どもが育つのです。
まずは大人が楽しむ。
ジュニエコを通じて、かっこいい地元の大人の姿を
子どもたちに見せてください。
カリキュラム
子どもたちは株式会社を設立して、商売のグランプリをめざします。
5人1チーム元手は資本金10,000円、借入金10,000円の計20,000円。
計画、仕入れ、製造・加工、を経て、実際に販売を行います。
販売終了後、決算書を作成し利益を処分します。
税金、株主への配当、子どもたちの報酬を決定します。
事業の結果を株主と銀行に報告した後、会社を解散してカリキュラムは終了します。
商品のアイディアや売り方、利益額などを総合的に評価され、優秀な結果を出したチームをグランプリとして表彰します。
子どもたちは、以下のプログラムおよびセミナーを「公式ガイドブック」を通して学習していきます。
ドリームセミナー
会社名、目指す会社の姿、役職などを決定します。
あわせて、保護者向けのセミナーを開催し、子どもたちが
自主的に学ぶための環境つくりについての協力をお願いします。
アクティブセミナー
《計画》
商品や店づくりについて具体的な計画を立てます。
商品の説明、原価や売価、売り上げと利益の目標などを「商品のプランボード」に書き出します。
あわせて、会社のテーマに沿った店づくりのイメージを「店づくりのプランボード」に描きます。
《資金集め》
プランボードをもとに株主や銀行にプレゼンして元手を調達します。
資本金10,000円のほか、必要であれは10,000円の借り入れができます。株主は保護者の方々、銀行は運営者が務めます。
販売実践
地域のお祭りや商業施設で販売を行います。
まとめセミナー
決算書を作成し、事業の振り返りを行います。
借り入れをした会社は利息を払い利益を確定します。
利益から税金を納め、残りを株主と子どもたちで分けます。
計画と照らし合わせて、できたことできなかったことを振り返り、改善策を考えます。
借入金を返済し、株式を買い戻して会社を解散します。
表彰式・修了証書授与式
《表彰式》
商品のアイデアや売り方、利益額などを総合的に評価され、優秀な結果を出したチームをグランプリとして表彰します。
《修了証書授与式》
ジュニアエコノミーカレッジの体験を締めくくるための修了証書を授与します。